ポリゴンの対戦記録

主にポリポリ構築を用いて高レート目指して行きます。結果残せたら構築記事投稿しています。

実況者大会運営記録簿

初めましての方は初めまして、明日葉と申します。

先日、僕が運営を務めた実況者大会PhotonDeltaCupを無事終えることができました。盛り上げてくださった参加者及び視聴者の皆さん本当にありがとうございました。
実況者大会運営という貴重な体験をこのPhotonDeltaCup並びに昨年10月に開催した実況者大会SeventhCrossCupと2回もやらせて頂きました。ですので、実際どのように大会を運営していたのか、失敗などの反省と改善案を書いていきたいと思います。
今後実況者大会の企画を考えてる人の役に立てて貰えれば幸いです。

ちょっと宣伝

PhotonDeltaCup全動画リスト

www.nicovideo.jp

SeventhCrossCup全動画リスト

www.nicovideo.jp

(注意)
①あくまで僕の経験談と主観による内容です。この記事に書いてあることが全て正しいとは限りません。あくまで1意見として捉えていただければなと思います。

②この記事内のことを行ってトラブル等が発生しても僕は一切責任を負いません。

③この記事に書いてあることをそのままやるというより、むしろ参考程度にしてもらった方が良いと思います。そもそもガバガバ運営だったので、、、

④自分の運営が良いものかと言われると正直反省点ばかりだと思います。決して自分の運営うまくいったから自慢するために記事書いたとかではないのでそこはご理解ください。

⑤この記事に内容に対してこの記事をより良い記事にするための意見を直接僕に言うのは構いませんが、僕と口論などをする行為等のはお控えください。

以上のことをご理解の上、記事の方読んでください。 

目次

 

実況者大会の流れと運営の仕事

大会の流れ

前提:運営メンバー及び主催の確定

①ルール・スケジュール作成、参加者候補決定、PV・ロゴの依頼先及び作成担当の決定、運営の役割分担

   ↓

②参加者集め
   ↓
③パートナーズ・立ち絵提出、ブロック発表など
   ↓
④育成・考察準備期間(これ要らなくない?って思う人がいるかもしれませんが、個人的には絶対必要だと思います。特に社会人の人には時間に余裕があると喜ばれます。ちなみに僕はこの時期で動画の素材やレイアウト、OPの準備もしていた。)
   ↓
⑤試合収録開始。
各試合の収録の目安の日をスケジュールで決め、その前後の日で参加者同士都合が合う日で対戦を行う。ちなみに7CCとPDCでは約2週間間隔で試合を行いました。
   ↓
⑥PV及び大百科等を投稿(目安は予選全試合消化がわかりやすいかと思われます。大会の形式によりますので運営で相談して決めていただければ良いかと思います。)
   ↓
⑦試合投稿開始(大体PV投稿後5〜7日後ぐらい

 

大体これで半年ぐらいになります。つまり拘束期間最低半年は覚悟してください。

運営の仕事

①ルール作成
レポートのようにPDFや画像などを作成するレベルまで練るべきです。このような資料を大会にお誘いするとき添付すると、しっかりルールが練られていることと運営陣の信用に足るということを伝えることができるのでおすすめです。
詳しいルール作成方法は後述します。

 
②スケジュール決め
できるだけ具体的に、最低でも準備期間から大会終了まで何月から何月までかかるのかは決めておきましょう。そうしないと参加者は参加決定の判断ができません。

 ❇︎この2つがしっかりしていないとお誘いの際に断られる可能性が高いです。

【スケジュールの内容】

・参加者確定目安日

・パートナーズ等の提出期限

・立ち絵・PV一言の提出期限

・育成準備期間

・予選収録目安日

 →例えば6/5予選1戦目開始、6/20予選2戦目収録開始として、6/5〜6/19の間に予選1戦目を参加者同士で日程調整してもらって行うという感じです。

・決勝収録目安日

・PV投稿予定日(完成予定日が投稿予定日の1週間前とかにあると安心)

・動画投稿予定日


③参加者集め(リプ等は使わない。必ずDMかメール。DMが解禁されていない場合はツイッター捨て垢でこっそり直接リプにて一時的なDM解禁をお願いするなどする。公募制は非推奨。公募制でやるなら仲間大会を企画するべきです)

【参加お誘いのやり方】
1、挨拶
 礼儀です。普段から仲良い人・絡みがない人誰であっても挨拶はしましょう。当たり前のことですが、大事にしましょう。

(EX)「初めまして、私は〇〇と申します。突然のDM失礼致します」

2、企画の内容説明

 ルール概要とスケジュール等を伝える。この時PDFや画像にまとめるのが良い。

3、大会のコンセプトとどうしてお誘いしたのかを伝える

 軽視されがちですが実は重要なことです。動画投稿者にはそれぞれのコンセプトがあります。例えば嫁ポケを使ったり、タイプ統一を使ったり、高レートガチ勢やレートではなくフリーバトルで潜っているなど。それらの動画コンセプトが大会のコンセプト(方向性)と合致するかどうかの判断を必要とする人もいるので伝えるべきだと思います。参加した後に「あれ思ってたのと違う」となってしまうと、トラブルの原因になるかもしれないからですね。コンセプトが合わないとモチベ的にも辛いこともあるので。
 あと単純にお誘いした理由を知りたかったりもするし、それを聞いて嬉しく感じるものなので言って損はないと思います。ちなみに僕は言われるとすごく嬉しいよ(聞いてない)。お誘いするときは、しっかりとお誘いした理由は考えておきましょう。なんとなくなど相手に失礼な理由はNGです。


④PV及び大会ロゴの作成又は作成依頼

 参加者メンバーで作れる人がいるならその人に、いないのではあれば大会不参加の方にDMで依頼するという形になります。
 その時に、どういう大会コンセプトなのか、どういうものを作成して欲しいのか、いつまでに作成すればなどを伝えましょう。

 PVは参加する参加者とパートナーズなどの必要な情報、ルール、PV・ロゴ作成者や立ち絵担当者など大会関係者の紹介を記載しましょう。そして文字は見やすいフォント&色を使うこと。BGMは歌詞の有無は好みで問題ないと思いますが、一部の層にだけ人気のある曲より、色んな人が知ってる有名な曲とかの方が印象がいいのかなって感じました。


⑤参加者にルールやスケジュール、立ち絵の提出締め切りなどを伝える。(参加者グループDMを作成しておく)。そしてそれを参加者へ公開&シェアできるようにする。(Googleドライブなどなんでも)
ちなみに立ち絵は最初から背景透過画像で作成するようにしておくと何かと楽です。また各絵師さんに大百科やPV等で名前を出して良いか、それとも匿名希望かを確認するようにするのも忘れないこと。


⑥試合結果をまとめる。(予選突破が誰になるかを整理すること)

 

⑦PV投稿直前のお昼か夕方ぐらいまでに大百科を作成し公開しておく。(大百科作るのは意外と時間かかります。その上、作り方が複雑で理解するのに苦戦する可能性があるので余裕持ってやる必要があります。僕はやり方に1、2時間。作成に3、4時間かかった気がするので、早めに作成するのが良いと思います。)
大百科は下書き機能はありませんが、HTMLの文字すべてをコピーしてwordなどに貼り付けて保存しておけば擬似的に下書きとして残すことができます。あと僕のパソコンだけかもしれませんが、GooglechromeだとうまくできないのでIESafariで編集する方が良いかもしれません。
大百科の内容は過去の実況者大会の大百科を参考にするといいと思います。


⑧PV投稿後、生放送やツイッターなどを用いて宣伝していく。

 ちなみにツイッターの#機能を使う場合はアルファベットの略称ではなく、漢字やカタカナが良きです。#PDCとかだと海外のツイートと混ざって#がうまく機能しないので。(ってハミルトンさんが言ってた)。

 宣伝のやり方に関しては、色々策を考えて定期的に行えるようにした方がいいと思います。宣伝用サムネ画像準備したりね。

 

大まかな仕事はこんな感じです。大会のルールによって細かい部分は変わってきますが、この流れがベースになると思うので参考にしてください。

大会ルールの作成について

まず最初にルールはできるだけわかりやすいものがいいです。なぜなら、複雑にしすぎると視聴者がルールを理解できなくなるからです。

ただシンプル過ぎても目新しさがなく、つまらないと思われたらダメなので、シンプルかつその大会特有のアレンジルールを加えるという感じが個人的に良きだと思ってます。かなり難しい要求ですが、ここがうまくいくと大会がより盛り上がると思うので腕の見せ所だと思ってください。

ちなみにルール解説動画を作ってればルールが複雑になってもいいと思うのは大きな誤りです。絶対にやめましょう。

そもそもPDCのルール解説動画の作成の意図は

①参加者が24人の場合、PV内でどうしてもルールを丁寧に説明する尺が足りなかったための補完措置。

②参加者が動画内でのルール解説を簡易化できるようにするため。(「詳しくはルール解説動画見てください」という形で)

本来ルールは初見でPVを見て把握できるぐらいが理想です。ルール解説動画を作ることはとても良いことだとは思うので是非作っても良いとは思いますが、その意図を勘違いしないで欲しいと思います。ルール解説動画はゆっくり(ボイロ)推奨。その方が分かりやすいはず。あと作るなら予選収録前に参加者向けに作成して参加者間で共有できるようにするべきです。(ルール誤認等を防げるので)

 

実況者大会のルールは大きく分けると

①試合形式

②パートナーズなどポケモンに関するルール

③注意事項

の3つとなります。

 

①試合形式

・ROMはどれなのか? (Ex)ウルトラサンムーン使用

・シングルバトルorダブルバトル

個人戦orチーム戦?

・適用ルール

→レートシーズンいつのルール採用なのか?フラットルール適用なのか?
・過去作のポケモンは使えるのかどうか?

②パートナーズルール

ここは大会によって変わってくると思うので、具体的にどうとは書けません。過去の実況者大会の大百科を参照してください。

③注意事項

・切断時の対応
TOD禁止など禁止事項の確認
・ダメージ計算ツール等の使用について
・勝敗報告などの事務的事項

→注意事項の内容は過去の実況者大会の記載やルールを参考にするとやりやすいと思います。

 基本的にはルールはこんなものかなと思います。

大会運営及び参加することへの責任

 実況者大会というのは遊びではありません。一人だけで成立するのではなく、まずは参加者の方、そしてそれぞれの参加者の立ち絵を担当された方、PVロゴ作成者など色んな人の協力があって成立するものです。そして実況者大会のために約半年という時間を費やすことになります。つまり運営は参加者全員の半年という時間を任されるという責任を負うことになり、動画のようにうまくいかない、飽きた、めんどくさいという理由で企画を安易に途中でボツにするということは許されるわけがありません。
 実況者大会を企画する前に一度考えてください。本当に実況者大会を最後まで完走する責任を持てますか?そしてお誘いを受けた人も参加するにあたっての責任を持っていますか?もちろん人間だから急な家庭の事情や事故等のトラブルで辞退や投稿遅刻などの迷惑をかけてしまうことはあると思うし、これに関しては仕方ないと思います。ただ、運営間でのトラブルや失踪などの理由で真剣に取り組んでいる人に迷惑をかけるのは実況者とかいう問題ではなく、人間としてありえないことだと思います。大げさに言い過ぎに感じる人やそんなの当たり前と思う人もいるかもしれませんが、最近の実況者大会を見ていると当たり前のことができてないことが目につくので筆を執りました。

 運営ははっきり言ってすごく大変ですし、責任重大な立場です。相応の覚悟は必要ですよ。

明日葉の運営反省点

SeventhCrossCup編

1、実況者大会BetMoneyBattleLeagueとモロ被りだったこと

→ちなみに大会が被ることはPV投稿前、もっと言うなら7CC企画始動1週間ぐらいで把握していました。ただ運営の諸々の事情で無理やり決行しました。BBLの運営陣がいい人でトラブルがなく、むしろお互いに宣伝し合う関係だったのが救いです。マミーさん、とらさん、コシヒカリさん、かんなさん本当にありがとうございました。

2、大会情報漏洩

→PV投稿前に動画で大会のこと言っちゃったり、絵の依頼をTLで言ったりすることがあった(✳︎怒ってるわけじゃないからね)。当たり前のことだと思って言わなかったけど、そう言う当たり前なこともしっかり参加者に言うべきという教訓になりました。ルールをいかに雑にやっちゃいけないかがわかるかなと。

PhotonDeltaCup編

1、ルール詰めが甘かった。

→具体的に何とはここでは言わないけど、色々とルールにガバがあったり、ルールを画像化するのが遅かったりしたことは反省点。参加者を早く確保することに焦ってしまったのが原因。

2、運営の情報共有がぐちゃぐちゃになった

→参加者をお誘いする際、おそらく皆さんが想像する以上に多くの人に声をかけていたため、誰が誰を誘っていて、今どういう状況なのかがわからなくなることがあった。結局オンラインメモを利用して、整理&管理することで途中からは混乱はなくなったので、情報管理方法をしっかり用意することは教訓になりました。ちなみにDMだとLINEのノート機能的なのがないため、DMでのやりとりが増えると流れてわかんなくなるので、DM依存は絶対だめ。

3、ルール解説動画を予選開始前に作って参加者に共有するべきだった

→元々作る予定がなかったので結果論になるけど、今後はこうするべきだと思った。これがあれば参加者もルール確認がしやすい&勘違いを防ぐことになるので。

4、投稿遅刻

→これに関しては、まずは楽しみにしていた視聴者の皆さんにご迷惑をおかけして申し訳なく思います。ツイッター等で色々ご意見を見かけ、PDCの運営で話し合った結果、前日投稿&投稿報告という制度を導入しました。ただそれでも投稿遅刻が2件発生してしまったことは本大会1番の反省点だと思います。あと前日投稿義務付け&投稿報告という制度に関しては賛否両論あると思います。運営が参加者の投稿状況を把握できるという利点もあれば運営の参加者に対する信用してないという態度を見せているというのも事実なのでなんとも言えません。僕は正直この制度やらないといけないとは思いつつも、内心参加者への信用を失いたくなったので嫌でもありました。
 あと対策案はスケジュールにゆとりも持たせることだと思います。

 今思うと投稿状況報告はよかったけど、前日投稿の義務は不要だったのかなと思います。あくまで運営が参加者の動画投稿状況を把握することができれば色々と対応ができるので。

5、#タグが機能してなかった

→#PDCだとだいたい引っかかりません。漢字やカタカナ推奨。

6、動画投稿数が多すぎること

→大会の性質とスケジュールの関係上(5月中には終わらせたかった)ことから仕方なかったけど、視聴者には優しくないペースだったのかなと思いました。ただどうするべきだったかなと言われても正直改善案も思いつかないです()

他にも色々あるけど大体こんなもん。人間だから失敗することは絶対あるから、大切なのはその失敗を経験値(教訓)にすることと、その事態を冷静に対応することだと思います。メンヘラになっちゃだめ(ブーメラン)

最後に

全体的に脅しみたいな内容になってしまいましたが、僕個人としてはポケモン実況動画を盛り上げるために積極的に企画は立ち上げて欲しいと思うので、責任をもてる人で興味がある人は是非頑張って欲しいなと思います。わからないことがあったら僕や過去に実況者大会運営経験のある人など信用できる人に質問してみるのがいいと思います。全員とは言いませんが、余程失礼な態度をとらなければ真摯に対応してくれると思います。

記事は以上になります。ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

おまけ

 僕が運営を務めた実況者大会PhotonDeltaCupとSeventhCrossCupの二つが無事終わったのは決して自分の力ではなく、運営や参加者メンバー、立ち絵等協力者の方、そして視聴者の皆さんのおかげであることは間違いありません。

PDC運営の故エビテさん・えぴおんさん・緑黄色さん・かんなさん、7CC運営のknockさん・航さん、PDC及び7CC参加者の皆さんと絵師さん、PVロゴ作成者、そしてその他関係者の皆さんと視聴者の皆さん本当にありがとうございました。

本当に運営は大変で辛いことは多々ありましたが、周りが優しい人ばかりで、慰めてくれたり、手伝ってくれました。その助けがなければ僕は大会中に倒れていたと思います。そして通話など仲良くしてくださって本当に充実した生活をでき、とても楽しかったです。7CC誘われるまでは本当に孤独だったので実況者大会に出られて本当によかったと思います。これからも仲良くしてくださると嬉しいです!

最後に、大会は出たいけど、もう2度と運営だけはやりたくないです()

 

 

 

 

おしまいw

 

なんか質問等あったらツイッター@Asuha_pokemonまで

また追記したい内容があったら随時追記していきたいと思います。(これ追記した方がいいって内容あったらDMとかで教えてくださると助かります。)

 

今後の実況者企画の成功及び盛り上がることを祈ります。

 

スペシャルサンクス

・誤字添削等をしてくださった航さん、ふっきぃさん。本当にありがとうございました。